その画像の使い方大丈夫?!情報発信者が注意すべき実際あった画像のダメな使用例
情報発信者がやってはいけないダメな画像素材使用例と気をつけるべき点を紹介します。
山口県のオンライン集客・マーケティングサポーター グルーヴィーです。
早速ですが・・・。
つい最近の話ですが、「それ、やっちゃダメ!」な画像を掲載したSNS広告を発見しました。地元山口県内のビジネスページさんです。
見る限り、おそらく無断転用したであろう形跡がある画像を使用されていました。
かく言う私も、過去に個人で作成した画像を無断転用された経験もありますが、その際に知ったのは、無断転用者が「無断転用がダメだという認識がない」ってことでした。
つまり、他者の画像(素材)の無断転用や無断使用をしてはいけない認識がない方がいらっしゃる訳です。
なにが問題って、無知な状態とは言え、無断転用側には知らないじゃ済まされない問題が発生する可能性があるからです。
- 企業イメージの失墜
- 無断転用による訴訟問題
できればそんな被害・加害にお互いにあって欲しくないと思い記事にしました。
誰でも気軽にできるようになった情報発信
最近地元山口県でも SNS・SNS広告・SEO・MEO・PPC広告を使用した情報発信を結構頻繁に目にするようになりました。
とても良いことだと思います。
ビジネスオーナーや情報発信者は、とにかく情報を発信しないとビジネスが成立しません。ビジネスや活動を認知してもらう必要があるからです。
たとえ素晴らしい商品・作品・サービスがあっても認知されてなければ売れません。
その観点からいえば、オンラインを活用した情報発信は大変有効と考えます。
特にオンライン広告については、コストはかかりますが、集客にかかる時間が大幅に短縮されるため、採算が合うのであれば、どんどん活用していきたいところです。
また、情報発信するうえで、SNSは最適なツールです。
Facebook・Instagram・LINE・Twitter・TikTok・YouTubeなど、情報を発信できるツールが山ほどあり、完全にビジネスツールとして成立しています。
SEOやMEOも有効な手段であることは間違いありません。
SEO・・・「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の頭文字を取った略称です。検索エンジンで、検索上位に表示されるように最適化を図ることの意味です。
MEO・・・「地図エンジン最適化(Map Engine Optimization)」の頭文字を取った略称です。別名ローカル検索最適化とも呼ばれます。代表的なもので言えば、Googleマイビジネスを最適化し、検索時に上位進出を図ることの意味です。
SEOは数年前までは技術的な対策により、ある程度検索上位することができたのですが、Googleのアルゴリズムがブラックボックス化されていることや、定期的(直近では3ヶ月に1回のペース)でアップデートが行われるため、SEO対策は年々難しくなってきています。
一方で、MEOはGoogleマイビジネスなどにビジネス情報を正しく設定すれば、比較的上位表示されやすい傾向にあります。特にローカル地域においては、他社がMEOに対してあまりテコ入れしていないなどの理由もあります。ローカルビジネス従事者の方で、どちらか先にテコ入れをしたいのであれば、MEOを先に取り組むことをおすすめします。
だからこそ気をつけなければならない問題
話がそれましたがここからが本題です。
多様になり、誰もが簡単で身近に情報発信できるようになった反面、少し気になる発信内容も多いです。
それが「その画像って大丈夫?」 「その転用って大丈夫?」です。
最近こんな事例をちょくちょく見かけます。山口県内の情報発信でも、そんな事例を目にします。
冒頭言いましたが、私も、長時間をかけて作成したEC用商品説明画像が、別のEC業者さんに無断転用されたことがあります。
無断転用をやめてもらうため、直接連絡したところ「え?ダメなんですか?」と・・・本気で言われたのには驚きました。逆に「どうしてダメなんですか?」と聞かれる始末。最後には「ちょっとくらい良いじゃないですか?」と、まるでこっちの心が狭いみたいに言われたのには呆れましたが 笑
知らなかったでは済まされないですし、そのせいで今後の情報発信活動に支障を来たしたり、企業イメージを下げる訳にはいかないですよね?
ということで、今回は「実際に見たダメな使用例と画像(素材)の使用注意点」について解説します。
まず気をつけるべきは「著作権」「肖像権」「知的財産権」
画像や動画などには「著作権」 「肖像権」 「知的財産権」などの著作者に与られる権利が発生しています。つまり、著作者の承諾なしに著作物を使用することが禁止されています。
私も専門家ではないので詳しく説明できませんが、そういった権利があることを理解しておいて下さい。
権利侵害の可能性がある例
ここからの事例はすべて、私が実際に目にした、山口県のビジネスオーナー&情報発信者の事例を参考に、再現画像を作成してみました。
こちらはFacebook広告で見たのですが、こんな感じで、ウォーターマーク入り画像が使用されていました。
著作権のある静止画像や動画像などに、半透明の図案や文字によるロゴマークを表示させる透かしのことです。
実際に使用されていた画像のウォーターマークには、海外の超有名映像制作会社の名前が入っていました。推測ですが、おそらくその超有名映像制作会社のWebサイト、もしくはSNSで使用された画像を無断転用されたものだと思います。
次に目にするのは、画像素材サイトのウォーターマーク入り画像です。特に、有料画像サイトのウォーターマーク入り画像を見かけます。
ウォーターマークは主に、無断転用や不正利用などの対策で使用されます。
その情報発信者以外の社名or個人名のウォーターマークがある時点で、その画像は正規じゃない方法で入手した可能性が高いです。
※中にはウォーターマーク入りで画像を販売しているサイトもあるのかもしれませんが、私が見た事例画像の会社は、そんな販売はしていませんでした。
私もよく使用する写真素材ダウンロードサイト【写真AC】ですが、ダウンロード前の画像には2箇所、ウォーターマークが入っています。
当たり前と言えばそこまでですが、無料画像素材サイトでさえ、このように不正利用防止をしています。
ですが、画像素材サイトのウォーターマークが入った素材を使用している方も見受けれます。稀ではありますが。
絶対にやめましょう。
画像は正しく規約を守って使用しましょう
無料画像素材サイトを活用する場合
無料画像素材サイトは年々増えており、またコンテンツの質も種類も豊富です。フリーダウンロード、商用利用OK、画像加工使用OKなサイトも多々あります。
利用するのは何の問題もないですが、必ず規約に則って画像を入手・使用しましょう。
また、たとえ無料画像素材であっても、サイトごとに規約が違ったり、サイト内においても利用シーン・カテゴリごとに規約が違ったりすることがあります。
利用する場合は必ずそのサイトの規約を確認し、用途ごとに確認しましょう。
引用や転用について
無断引用や転用もよく見かけます。
他サイトからの引用に対し、引用元やリンクを明記していないなんてことも見受けれます。
他のサイトやSNSから引用する場合
SNSについては特性上、タイムラインなどのシェアについては問題ない場合が多いですが、画像をスクショまたはダウンロードし、本人に確認をせずに使用するのは問題ありです。
必ず許可をとりましょう。
また、ホームページやWebサイトで、他媒体にある情報を引用する際は
- 引用と明記し、引用先の名称及びリンクを貼る
- 引用マークをつける
などの対応をしましょう。
ただし、引用元が引用を禁止している場合は、いかなる場合でも引用することはできません。
自分が撮影した画像を活用する場合
「自分で撮影した画像ならOKでしょ?!」と言いたいところですが、例え自分で撮影した画像であっても注意が必要です。
例えば人が写り込んでいる場合、肖像権に該当する場合があります。
他人が写っている画像に関しては必ず、
- 写っている方へ掲載の許可をもらう
- 許可がもらえない・取れない場合
→ぼかしやスタンプなどで個人が特定されないように加工する
などの対策が必要です。
また、車のナンバーや名札、個人宅の表札など個人が特定されるものについては、個人情報の観点からも注意が必要です。
できるだけ配慮すべきです。
こちらもぼかしやスタンプなどで、個人情報がわからないように保護しましょう。
まとめ
以上、画像や素材、他者からの引用時の注意点について説明しました。
認知・集客のためにしている情報発信ですが、素材を不正・誤ったの使い方をしてしまい、信頼を失ってしまうのは本末転倒ですよね。
画像や動画などの素材は正しく使用し、トラブルにならないよう情報発信しましょう。
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